コロナも不倫の対応も夫でなく自分の考え行動でコントロールする事

自分をコントロールする

公開日 2020年9月28日 最終更新日 2021年4月18日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

相談者にとっては夫の不倫が起こると、それまで普通に暮らしていた自分に突如と
して
大きなトラブルが発生したという感覚になります

 

決して、

 

『ああ、また起こった、いつもの事だわ』

 

なんて悠長な事を言っていられないわけです

 

しかし、その状況の中で何をどうすればいいのかという事がわからないのが実態です

 

それをカウンセリングの中で、具体的行動アドバイスをするわけです

 

カウンセリングは今後の夫婦に自信を持ってもらう事がポイント

 

 

私の信条としては、相談者が今後の夫婦というか自分に自信を持ってもらう事が一番
ポイントと考えています

 

しかし、相談者の心理としてはとにかく

 

‘どうすれば夫が不倫をやめてくれるのか‘

 

という視点になってしまっています

 

もちろん、私からしてもそれは同じ気持ちです

 

しかし、24時間夫とブス女を監視できるわけではない

 

仮に何らかの方法で不倫をやめさせる事ができたとしても、またやるかもしれません

 

相談者に必要なのは一にも二にも強さ

 

 

そう考えた時に、相談者に必要な事は

 

‘何があっても立ち向かえる強さ‘

 

を身に付けてもらう事です

 

これはある意味コロナウイルスへの対応とも通ずるところがあります

 

コロナウイルスはめにみえない恐怖ですが、それにびびっていては何もできない

 

それは誰もわかっていますから、とにかくできる限りの予防をしながら行動をする

 

コロナウイルスも不倫も撲滅を考えてはいけない

 

 

仮に感染したとしても、

 

『できる限り軽症で回復するために、すぐに隔離してもらい治療に専念する』

 

という心構えを持つ事です

 

要は今の人類はコロナウイルスに対応する自分を作っていく事で、生活を取り戻して
いるのです

 

決してコロナウイルスを撲滅する事を考えていないのです

 

と言いますか、この世からコロナウイルスを無くす方法を考えても現実的ではない
のです

 

夫の不倫はあり得ないが自分を弱くしている

 

 

それと同じで、夫の不倫もいつどこで起こるかわからない

 

それをいたちごっこのように追いかけていても、自分の人生はアホな夫とブス女に
翻弄されるだけで終わってしまいます

 

それでいいはずはないのです

 

そもそも夫の不倫が自分の人生にあり得ないといいう決めが、自分を弱くしている
事に気付いてもらわなければいけない

 

なぜなら、夫は自分ではないのです

 

また、不倫は夫婦に緩みがある事が全ての原因です

 

カウンセリングで自分への甘さを払拭する

 

 

それを作っているのは夫であり、自分でもあるのです

 

それは夫への過信や思い込みや、また自分への甘えもあるのです

 

そういうものと対峙しなければ、不倫に対しての強い気持ちで立ち向かえる自分が
できてこないのです

 

私がカウンセリングの中で強くなっていく事について話すのは、そういう考えの中
からです

 

わかりやすく言えば、相談者の視点が夫から自分に変わった時にこそカウンセリング
の意味を知るのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。