夫の不倫の実態はアホな二人なのに現実から逃げる自分が一番の敵

夫の不倫の現実から逃げる自分が敵

公開日 2021年2月13日 最終更新日 2021年3月24日


夫婦カウンセラーの木村泰之です

夫の不倫に悩む相談者が苦しい心境に陥るのは、いろいろな原因があります

その中で一番大きく占めるのは、ぱっと見は

 

‘夫の豹変ぶり‘


です


ここであえてぱっと見というのは、他に苦しむ原因があるからです

 

夫の不倫に多くの妻の現実逃避がある




では、それは何か


‘妻自身の現実逃避‘


という事に尽きるのです

それはどういう事なのか

夫の不倫はある時突然起こっていますから、

 

  • 『何でこんな事が起こっているのか』
  • 『あり得ない、夫に限ってあるわけない』
  • 『ウソでしょう、どうすればいいのかわからない』

 

と、例えるならば味方に後ろから銃で撃たれたようなものです


その状況で何かができるかと言えば、なかなか難しいわけです


そこに夫の様子は日々ひどくなっていきますから、余計夫に頭が行ってしまい

冷静な思考は生まれない


そうなると、とにかく現実を知る事が怖くなってしまいます

 

  • 『私はこれ以上現実を知るのが怖い』
  • 『もう夫が戻ってくれるのを祈るしかない』
  • 『時間が経過すれば、また仲のいい夫婦になれないか』

 

という、バーチャルな世界に入ってしまいます

 

夫の不倫は現実を知ればアホな事でしかない

 

 

そうなるとますます不倫に対して、恐怖や不安が募っていきます

その状況は現実とはかなり乖離しているのです


それを知らないうちは、非常に苦しい自分しかいません

それは、目に見えない敵と戦っているようなものなのです

不倫の現実というのは、本当に脆くてアホな事でしかありません

 

しかし、それをおっかなびっくり見ているうちはその実態がいびつに何倍も
大きく見えてしまいます

 

カウンセリングは現実を一番優先する思考作り

 


それをカウンセリングで矯正してもらうのです

 

  • 『芸能人の不倫を見ても、世の中に知られたら情けない記者会見をしている
    のと同じで、現実は情けないモノなのですよ』
  • 『実態を知ると、こんなにしょうもない事だったのかとわかりますよ』
  • 『ブス女と夫のアホさを知らなければ、いつまでも大きく見てしまいます』

 

という事をお話ししますと、

 

  • 『私が現実から目を逸らしていたからですよね』
  • 『自分が傷つくのが怖かったんです』
  • 『もう今までの恐々として生きるのはイヤです、現実を知りたいです』

 

と、現実から逃げていた自分が一番の敵とわかったという認識が出てきます

 

そこから吹っ切れ感が出ると、どんどん自分が被害妄想になっていた状況を変えて
行くのです


自分がしなければいけないのは、

 


『バカ二人の実態を絶対に全部知り尽くして、ぶっ潰す』

 

という気概を持つ事だとわかるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。