コロナも夫の不倫も〔都合のいい自分〕が最大の敵で【戒める自分】が最大の味方

自分を味方にする

公開日 2021年2月12日 最終更新日 2021年3月26日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

多くの世の中の人は今のコロナウイルス禍に、正直慣れも出てきている心理が
あります

 

コロナウイルスが蔓延し始めた頃は、恐怖と不安で


私自身もピークの時に比べると、どこかで

 

『何とか大丈夫ではないか』

 

という甘い気持ちが出てきては、それを

 

『いや、まだまだ引き締めなければいけない』

 

と、自分に言い聞かせながらの日々です

 

人生は甘い自分と戒める自分のせめぎあい

 

 

その中で、甘い自分とそれを戒める自分のせめぎ合いがあるのです

 

不倫夫にも同じことが言えるわけで、妻としては

 

  • 『こんな事をするなんて、本当に許せない』
  • 『夫には失望している、何でこんな事をするのか』
  • 『私が一番嫌がる事とわかってするなんて』

 

という思いが強く出ます

 

しかし、その一方で

 

  • 『夫は最後には私の所に戻ってきてくれるはず』
  • 『夫が反省してやめてくれるはず』
  • 『私を泣かせる事はしない、信じている』

 

というように、

 

  • ‘一時の気の迷い‘
  • ‘時間が解決する‘
  • ‘夫婦は大丈夫‘

 

という、根拠のない自信が出て来ます

 

都合のいい自分が自分を邪魔している

 

 

正確に言えば、自信というよりも

 

‘都合のいい自分‘

 

という事です

 

それは現実を直視したくないとか、直接的に対処したくないというような自分
ですから、どうしても心身の動きも鈍いのです

 

そういう時には頭だけが働いて、

『このままではいけない、何とかしなければ』

 

という自分と

 

『何とかなる、今までも夫婦で乗り越えてきた』

 

という自分のせめぎ合いです

 

しかし、この結論は既に決まっているのです

 

後者のような結果には、ほぼほぼならないのです

 

トラブルに目をつぶっていてはひどくなるだけ

 

 

人生の中で何かトラブルが起これば、目をつぶっていれば通り過ぎるという事には
ならないのです

 

やはりそのトラブルには、

 

  • 『これを避けていてはいけない、自分の宿題だから自分でやる』
  • 『これを放置すれば自分が困るだけ、そんな事にはなりたくない』

 

という思いで取り組むのです

 

コロナウイルスから逃げれるわけはない事は、誰もがよくわかっています

しかし、それをどこかで

 

『自分はかからないだろう、大丈夫だと思う』

 

の全く根拠がない自分が出たらアウトなのです

 

自分の夫は何とかしてくれるなはずはないが普通

 

不倫に

 

『自分の夫は大丈夫、何とかしてくれる』

 

という、全く以て都合のいい自分が一番の敵になるのです

 

それをわかってもらうのがカウンセリングです

 

相談者にとって、甘い自分が自分の敵になっていてはいけないのです

 

トラブルに甘い考えを戒める自分こそが、最大の味方になるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。