不倫夫を‘まともな人‘から‘まともだった人‘という過去形にする自分

アホな夫を認める

公開日 2018年12月21日 最終更新日 2021年2月13日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、どうしても自分の中では
整理がつかないという思いが相談者には山ほど出てきます
その整理がつかないというのは、

‘夫はまともな人‘

という前提があるから混乱するのです
その前提は間違いではないのですが、ただ一つ勘違いがあるのです
それは

‘夫はまともだった人‘

という過去形という事です

そもそも夫がまともな人だったから結婚相手に選んだわけです
そうでなければ結婚に至っていないのです
しかし、結婚したからと言って夫は夫です

相談者の中では、結婚した時のイメージが何十年も続く思考があるのです
時間の経過と共に、人間は心身が変わるのは当たり前の事です
体は老化という現象でわかりやすいのですが、心も変わるのです

その心の変化というものは、夫だけでなく自分にもあるのです
モノの捉え方が10代の自分と今の自分が同じはずがないのです
相談者にとってはとにかく、安心や安定、安泰が欲しいのは本能です

しかし、その中で夫はどちらかと言うと

『俺の人生これでいいのか』
『もっと楽しい事はないか』
『同じ毎日には飽きた』

という感覚が心のどこかにあるのです

『お前の言う事にはもううんざりだ』
『俺はもう今までの人生と同じでは嫌なんだ』
『俺には俺の生き方を進む』

というたわごとを言うのもその証拠です
そういう思考を持って行動した瞬間、

‘夫はまともだった人‘

という過去形になるのです

それを本当に自分の中に植え付けるのには、大変なエネルギーがいるのです
今までの生活や夫婦の関係を壊したくないという思いが、夫の見方を変える自分の
邪魔をするのです

その思考の変換がなかなか進まないのを、カウンセリングで促していくのです
相談者の頭の中にこびりついている前提は、日々変化しているという事を粘り強く
お話しするのです

『夫は夫ですが、見るもの聞くもの感じるもので日々変わっているのですよ』
『夫の事を24時間見ているわけではない、リビングの夫が全てではない』

という、当たり前の事を言い続ける事で相談者も自分に言い聞かせるようになる

『そうですよね、夫の事を過信していました』

と、自分の中の前提を崩す作業を始めるのです
その崩した生きていくための前提を、今度は夫ではなく自分に作るのです
自分の事を自分でやるだけという信念を作るのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。