自分で自分を騙す事を知るのと知らないのでは全く違う人生になる

自分で自分を騙す現実

公開日 2019年6月6日 最終更新日 2024年2月27日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者が私のブログを
読んで感じてもらいたい事はいろいろあります

 

その中で一番感じてもらいたい事は自分だけではない、自分の夫だけではないという

 

`特別感の排除`

 

です

 

私が相談者に対してすべき事は気持ちを強くしてあげる事に尽きます

 

そのためには、弱くなっている原因を理解してもらう所からです

 

『何で私だけこんな目に遭うの』
『うちの夫はどうしてこんな事しているの』
『私たち夫婦は他の夫婦に比べて何が足りないの』

 

という、世の中から外れている感覚が非常に強くあります

 

そこからしっかりと

 

『私だけと思っていたら大間違いだった』
『上には上がいるんだ、こんな事位で凹んでいたら笑われる』
『自分が一番不幸なんて思っていた事が恥ずかしい』

 

というような思いが出てきます

 

もちろんそれは、世の中に起こっている不倫を知ってもらう事からです

 

それを知ると知らないでは全く別世界です

 

例えるならば

 

『私一人勉強できない、こんな成績ではビリだろうな』

 

と思い込んでいた子供が、実は周りもそれほど自分とは変わらない成績と知って

 

『私は特別悪いわけではない』

 

という事に安堵するのと似ています

 

それもこれも、人との比較があってこその話です

 

これまでの夫婦ではダメという危機感が【世の中】にモノサシに変える

 

それが無ければ対象者がいつまでも自分一人ですから、

 

`自分が一番`

 

ではなく

 

`自分がビリ`

 

という意識が植え付けらられてしまうのです

 

逆にそれさえ排除できれば

 

『別に私はそれほど劣っていない』
『バカな事をしているのは夫とブス女』
『私はちゃんと比較を持っている』

 

という、世の中目線の自分がいるのです

 

そこからできる事は、それまでのおっかなびっくりの自分はいません

 

少々の事は全然平気でできるのです

 

なぜならそれをやっている先駆者がいるからです

 

そこに気付いてもらうのがカウンセリングなのです

 

相談者の心の中にある、孤独の排除には大きな大きな意味があるのです

 

相談者の作りあげてしまう自分の世界に、飲み込まれてしまっている状況を変える
事でその後の人生にも大きな意味が出る

 

自分で自分を騙す事を知るのと知らないでは、自分への対峙の仕方が変わってくる
のです

夫の不倫で【自分を疑う】という処世術を身につけてもらうのがカウンセリング

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。