夫の不倫を隠されて【知らない方】がよかったか【知った方がいい】か

夫の不倫を知る方がいいという自分を作る

公開日 2019年7月30日 最終更新日 2021年2月11日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、今の世の中には日々
いろいろな事が起こるわけですが、ニュースを見てもどうしても事件や事故等不安
や心配が募る事を見たり聞いたりする事が多いのです

『今の世の中は物騒になった』
『昔はこんな事なかったのに』
『どうしてこんな事起こるのか不思議で仕方がない』

というようなイメージです

もちろんそれはある程度昔と違って、自然環境が変わってきたり人間の生活の変化
で、感情の乱れや不満が大きくなっている事も原因として挙げられる
それ以外では、ネットの発達によって昔ならわからない事が瞬時にわかるように
なっている事も大きいはずです

何かが起こればすぐに誰かが発見してネットや電話で伝達できる
それによって様々な事がいろいろな場所や時間で起こっても、情報として入って
くるのが今の世の中です

夫の不倫でも今の世の中が多くなったかと言えば、あながちそうでもない可能性が
あるわけです
昔なら知られていないうちに始まって、知られないうちに終わっているのです

それを伝えようがないとか、人が知る由がない時代と今の情報伝達が発展している
時代を比べている事を頭に入れる必要もあるのです
そう考えると、下手に夫の不倫がわかるから不安になっている

実はしっかりわかるから

『昔よりよく実態がわかる』

わけです

という事は、昔と比べて不倫が特段多くなったわけではないかもしれない
今の時代は

`よくも悪くも情報過多`

なのです

そう考えると、いい事も増えているというか耳に入りますがその逆もあるという
事です
そういう捉え方をすると、

『下手にわかる事に私がビビっていてはいけない』

という事です

いやな事や悪い事が、よくわかる事がいい事もあるのです
と言いますか、いい事も悪い事も片方だけ増えているわけではない
知っている、知っていない差でもあるのです

『知らなかった事を思えば、知っていてよかった』
『騙され続けていたら、悔しくてたまらない』

という思いがあるのです
そう考えると、悪い事を知ってしまったのではなく知って当然という意識を持つ
心構えがいる時代なのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。