夫婦や夫は自分が人生に【希望を持つための手段】という思考

夫婦は人生の手段

公開日 2019年8月16日 最終更新日 2021年8月1日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって
私のカウンセリングで得てもらう事が明確にあるのです

 

夫の不倫は何も希望がないという八方ふさがり

 

 

それは何かと言えば

 

‘人生に希望を持ってもらう‘

 

という事です

 

それは誰しもが持ちたいわけですが、いくら頑張っても夫の不倫という現実には

 

  • 『私には何も希望がない』
  • 『何をしても私には先が見えない』
  • 『どう考えても私は苦しいだけ』

 

という八方ふさがりの思考です

 

希望の対象を変えるという思考の返還

 

 

それをどうやって希望を持ってもらうのかと言えば、

 

‘希望の対象を変える‘

 

という事です

 

相談者の殆どは希望の対象が夫婦や夫になっているのです

 

言い換えると、相談者である妻自身には希望を見出す思考がないのです

 

それを変えてもらうのがカウンセリングです

 

夫の不倫に苦しいのは夫ではなく妻だから自分が大事

 

 

そもそも人生で沸き起こる感情の中で、一番の対象は自分自身です

 

喜怒哀楽を生んでいるのは自分です

 

夫の不倫に苦しいのは夫ではなく妻である自分です

 

という事は起こっている事象に対して、自分がどう考えるのかが大事です

 

それを忘れてしまっているのです

 

私は後ろ指を指される事なんてしていない

 

 

夫の不倫に

 

  • 『私が悪い事をしているわけではない』
  • 『私はちゃんと生きてきた、夫とは違う』
  • 『私は後ろ指を指される事なんてしていない』

 

と、起こっている事象に夫婦ではなく自分一人を対象にする思考です

 

わかりやすく言えば、

 

‘夫は夫で私は私‘

 

という事です

 

そこに希望の源があるのです

 

親子だろうが兄弟だろが夫婦だろうが人は最後は一人

 

 

そもそも人は誰でも最後は一人です

 

親子だろうが兄弟だろが、夫婦だろうが人は最後は一人です

 

人生最後まで付き合うのは自分自身であって、夫ではないのです

 

夫婦や夫という関係や人物は希望を持つための手段

 

 

その自分を希望の対象にしなくてどうするのか

 

夫婦や夫という関係や人物は、最後は自分が希望を持つための手段という考えも
必要なのです

 

私が毎日いろいろな夫婦の話を聞いていて、相談者に笑顔が出るのは自分が楽に
なった時しかあり得ないのです

 

私はしっかりと自分を持っているから大丈夫

 

 

夫の不倫が終わったからと言って笑顔になるわけでも何でもない

 

それよりも、

 

『不倫に何て負けない、私はしっかりと自分を持っているから大丈夫』

 

という、自分に自信があるからこそ笑顔が出るのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。