不倫脳夫のアホさを見て【夫婦は人生の一部】でしかない事に気付く

夫婦を見直す

公開日 2021年11月2日 最終更新日 2021年11月2日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、本当に視界が狭くなっている自分には全く
気付かないわけです

 

 

夫がいなくなったら、私はどうすればいいのか全くわからない

 

 

  • 『お前と俺はもう無理、諦めてくれ』
  • 『何で俺と一緒にいる、こんな男は嫌だろう』
  • 『俺が一度決めたら変えない事はわかっているだろう』

 

 

という夫の言葉に

 

  • 『絶対に離婚なんてしない、できるわけがない』
  • 『夫がいなくなったら、私はどうすればいいのか全くわからない』
  • 『夫に無理と言われたら、私は為す術がない』
  • 『夫には何をすればいいのか、夫婦がダメになってしまう』
  • 『何でこんな事になったのか、もう苦しくて仕方ない』

 

という、まるで自分の体の一部がちぎられるかのような思いです

 

不倫に限らず夫の愚行はこれからも起こる可能性は十分にある

 

 

それ位に、夫と自分が同化しているのです

 

そういう心境になるのはよくわかりますし、そういう思いがあってこその夫婦と言っても
過言ではありません

 

しかし、それでは人生数え切れない位の苦しみを味わってしまうのです

 

なぜなら、不倫に限らず夫の愚行はこれからも起こる可能性は十分にあるわけです

 

私が夫の事をもう少し客観的に見なければいけない

 

 

そう考えると

 

『私が夫の事をもう少し客観的に見なければいけない』

 

という思いも出てくるはずです

 

しかし、現実は

 

`夫婦の呪縛`

 

 

`夫と自分の分離`

 

を妨げるのです

 

夫と自分は全く別の人間、夫婦は後付けの関係でしかない

 

 

そこにカウンセリングでしっかり

 

『夫と自分は全く別の人間、夫婦は後付けの関係でしかない』

 

という、パキッとした仕切りを付けてもらうのです

 

そのためには

 

`無償の愛`

 

のような思考で夫を見ない所からです

 

例えば親子等の血がつながっている関係では

 

『何だかんだ言っても、結局はかけがえのない存在』

 

という思いでつながっている

 

しかし、夫は離婚して再婚すれば人が替わるのです

 

それでも、その時の夫が夫です

 

夫がいなければ私は何もできないと言っても離婚しても全然大丈夫

 

 

あれだけ

 

『この人がいなければ、私は何もできない』

 

と言っていた人が、離婚しても全然大丈夫です

 

また、再婚すれば

 

『夫は大事な人、最愛の人』

 

と、前夫と同じように言っているのです

 

血がつながっている関係は、人間誰しも意識を超えて

 

`選びようがない`

 

という事を本能的にわかっています

 

夫は親子と違い選びなおせる対象

 

 

しかし、夫は自分が意識的に選んだ人間です

 

その夫という人間は、簡単に言えば

 

`選びなおせる`

 

対象なのです

 

そう考えると、夫婦という関係を

 

`人生のかなりの部分`

 

にしていた自分をやめるのです

 

夫婦は人生の一部という視野に広げる

 

 

あくまでも

 

`人生の一部`

 

という視野に広げるのです

 

そこから

 

『何て楽になったのだろう、こんなに執着が取れるとは思いもしなかった』

 

という事に気付くのです

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。