公開日 2014年12月8日 最終更新日 2021年3月3日
夫婦カウンセラー木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、自分の中にいる夫が悪いと
いう感覚をうまく表現できないで、妻という立場に苦しんでいる方は多数います
もし、自分が独身だったり、子供の頃でも誰かが不倫をしている事を知ったらどう思うのか
少なくとも
`人間だから仕方がない事`
とだけではすませていないはずです
‘それはいけない事‘
であり、
‘いろいろな人を不幸にしている‘
と感覚的にはわかります
そして、その不幸にしている対象は奥さんという事も第三者からみても明白です
自分がそういう立場を客観的に見ると、しっかりと
‘私なら絶対に夫の浮気を許さない‘
と言うはずです
それが、いざ本当に自分が当事者になると途端に
‘夫に嫌われないか‘
とお伺いを立てているのです
このギャップをカウンセリングで相談者に説明すると
‘おっしゃる通りです、それではいけませんよね‘
と返ってきます
夫の逆ギレが怖いとか、嫌われたくない、という感覚はかつて独身の頃の自分は持っていません
‘気持ちわかるけど、夫の浮気は許せない‘
と言っています
もし、今独身の頃の自分と話したら何と答えるのか
‘嫌われる前に、自分が夫を嫌いになるのが普通でしょう‘
と言われて
‘あなたはまだ結婚した事がないからわからないのよ‘
と独身の頃の自分に言うのか
その時に、今の自分はどの面をさげて説明するのか自己矛盾を起こしていて、これからも人生で
起こる問題にどうやって向うのか
少なくとも、
‘自分を裏切らない、嫌いにならない、見捨てない‘
事が大事なのです
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