夫の不倫に動かない自分が大きなリスクを負っている事に気付く

公開日 2016年11月5日 最終更新日 2017年11月22日

https://youtu.be/gVV8v1ulG3A

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、不倫している夫には
自分がどうしても言いたい事を言えないままで悶々としている方が非常に多いのです

『夫の不倫を見つけた事を言っていませんが、夫は気が付いたらしくいきなり離婚を
切り出されました』
『夫は見え見えのウソを私につくのですが、それに言い返す勇気がなくて』
『夫の気のない態度に私も合せるのが苦しくてどうしたらいいかわかりません』

というような態度になるのです
しかし、その中では何かにつけて夫の出方を見る自分です
それが本来の夫婦という関係ではなく、自分の視界にいない不倫ブス女と自分の
どちらを選ぶの、という

‘待ちの自分‘

でしかないのです
何か下手に動くと

『オレには大事な人がいる、それをオマエは責めるなんて』
『オマエにはもう何も感情はない、それがオレの本音だ』
『何かしたら絶対に許さないからな』

と逆ギレするのは、日本全国の不倫夫の共通項です
それを自分の夫だけが強く出てくると特別感を持っているから弱るのです
そもそも、そんな事を言っている時点で情けないオッサンです

ハッキリ言って自分に見る目がなかったとも思うべき事です
しかし、それはそれとしてこの夫の態度に許せないという思いを持っていなければ
夫婦ではないのです

私の相談者には

『夫婦をどう考えていますか、妻だからこそ夫の不倫に毅然とする権利も義務もある
のではないですか』
『苦しいかもしれませんが、ピンチではなく今のいびつな夫婦を根底から変える最大
のチャンスです』
『今のままじっとしていても別居の可能性もありますし、女の妊娠も大きなリスク
ですよ、動くリスクだけ考えていてはダメですよ』

という事を伝えます
それを聞いた相談者は

『そんな考え方をした事はありませんでした』
『全然気が付きませんでした、自分だけではわからなかった事です』

という反応が出ます
そこから自分ができる事がまだまだあるどころか、全然やっていなかったいという事
に意識が向きます

夫の不倫にただ状況が変わらないかを待っている自分をやめる
台風が通過するのとはわけが違うのです
夫と不倫ブス女は悪意を持っていつまでも勢力を拡大して、妻が困る事や悩む事を
続けるわけです

その勢力を蹴散らすためにも、多くの味方をつけて戦うのが私の相談者です
それをやり始めると、じっとしていた自分が本当にそれこそ何も考えずに生きていた
というくらい弱かった自分を恥じるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。