〔夫の不倫〕から〔夫とブス女の不倫〕に見方を変えた相談者が強さを手にする

不倫は夫とブス女の共犯

公開日 2018年4月15日 最終更新日 2021年10月27日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって大きな悩み
発生する夫の不倫ですが、そこに日頃から一旦見方を変えてもらうお話しをします

 

どういう見方かと言えば

 

`夫の不倫`

 

から

 

`夫とブス女の不倫`

 

という見方に変えるのです

 

相談者の頭にはどうしても夫の不倫という表現になる

 

 


字にすれば違いはわかりますが、不倫をしているのは二人です

 

当たり前です

 

しかし、相談者の頭にはどうしても夫の不倫という表現になる

 

 

もちろん、多くの相談者はブス女とは会ってもいませんから、目の前にいる夫しか不倫
している
人間はいません

 

ブス女がいる事は頭ではわかっているのですが、どうしても想像でしかないから夫にだけ
この
不倫についてのイメージを持ってしまう

 

 

こんなにひどい女とは思わなかった正直ドン引きです

 

 

しかし、いざ一旦ブス女の顔や行動、会話などを探偵の報告書やラインのやりとりなど
から知ると
その思考は一変します

 

  • 『こんなブス女に優しくしているんだ』
  • 『こんなにひどい女とは思わなかった、正直ドン引きです』
  • 『もっといい女ならどうしようと思っていましたが、こんな女に引っ張られて
    いる夫に軽蔑しか
    ありません』

 

と、ようやく不倫が夫だけではなく、ブス女との共犯と知ります

 

というか、夫にだけ不倫をやめてと言っている弱い自分から逃げていた事を認めざるを得ない

 

私がブス女に負けていると思って逃げていたんです

 

 

そこに辿り着いた相談者は

 

  • 『私がブス女に負けていると思って逃げていたんです』
  • 『私の中で夫がやめてくれさえすればと、甘い事を思っていました』
  • 『ブス女を見てこんなのに負けてはいけないと心から思いました』

 

という言葉が出てきます

 

それだけ自分の中で良くも悪くも夫次第で生きてきたという事を、改めて知るのです

 

夫やブス女のアホさに負けなんてあり得ない

 

 

 

夫の不倫から夫とブス女の不倫という共犯の意識を持てば、不倫に限らず物事の見方が甘いと
何も本質がわからない事を学習します

 

  • 『この現象を表面的にだけ捉えていてはいけない』
  • 『もっと隠されている事を捉えなければいけない』

 

という意識です

 

その見方を養う事ができた自分には、夫やブス女のアホさに負けなんてあり得ないという自信
がみなぎってきます

 

そして、この程度の人間に弱っていたり騙されている場合ではないと、自分に喝を
入れるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。