公開日 2020年4月2日 最終更新日 2023年9月19日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
不倫脳夫がいろいろなウソや言い訳をするのは、相談者の誰もが経験している事です
が、その心理がよくわからないのです
もちろん夫は不倫しているのですから、正直に言えるわけない事は想像つきます
しかし、そうは思っていても
『私の知っている限りでは、不倫なんてあり得ない』
『あなたはこんな事をする人じゃない』
という思いがあります
それは今のコロナウイルスの感染者の心理と似ているところがあります
先日もある著名人が感染していた事が判明しましたが、その妻が
「私の知る限り、私の周囲では、夫は誰よりも感染に気を使っていたように思い
ます。それでも、必要最低限の外出の際に感染してしまいました。そのくらい、
新型コロナウイルスは恐ろしく感染力が強いです」
というようなコメントを出しています
その妻はどうも陰性ですから、家族からかかっているわけではないのです
要は妻の知らないところで、感染者と濃厚接触をしているという事です
妻は自分の見ている範囲で
‘徹底している夫‘
と言っているのです
しかし、当の本人には
『もしかしてあの時に感染したのかも』
という心当たりがあるはずです
それは誰にも言えないシチュエーションで観戦している、と周りからは想像できる
のです
そもそも、妻が24時間夫を監視できるわけないのです
それを妻が自分の見ている範囲で
『うちの夫に限っては感染なんてあり得ない』
と言わんばかりなのは、あまりにも夫を過信しているのです
と言うか、自分の知らないところでのやましい行動はないはずという思いです
本来であれば
『私もできる限りの注意はしていたけど、夫が甘くて過信していた』
と言うべきところを、
『こんなにしっかり予防しているのに、本当に運がない』
と言っているようなものです
不倫された妻の言動もよく似ているのです
いつも見ているわけではない夫を、
『夫がそんな事をするはずがない』
と思っているのです
そこからしばらくしてからボロボロと不倫の証拠が出てくると
『私は夫に騙されていたんだ』
と、ようやく気付くのです
要はコロナウイルス感染だろうが不倫だろうが、自分で夫を偶像化しているうちは
その現実よりもイメージを優先させてしまいます
本来女性は現実的な性です
男は
‘夢見る夢夫‘
でも、女は
‘美味しいもの‘
‘きれいなもの‘
‘意味のあるもの‘
役に立つもの‘
‘はっきりしているもの‘
でなければ嫌なのです
その現実的な性の妻が、コロナウイルスに感染した夫だろうが不倫した夫だろうが
適切な言葉が出なければおかしいのです
夫を現実的に見る事がいかに妻にとって大事なのか、それを知るのです
コロナウイルスの関連する人間の心理を見れば見るほど、不倫夫とオーバーラップ
するのです
それをいろいろと考えていくと、コロナウイルスにも適切な行動が出てくはずです
不倫でもコロナウイルス感染でも、夫には
『妻にはこの行動は言えない』
があり、妻である自分にも、
『夫はこんな人ではない』
という共通する心理があるのです
その夫の事を勝手に大丈夫とか、間違いないという思いを捨てるのです
人間の行動や記憶ほどいい加減なものはありません
夫婦を続けるには、自分にも夫にも疑いをかけていかなければいけないのです
それをコロナウイルスが教えてくれているのです
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