夫の不倫はコロナと違い命を落とす事も原因不明でもない〔しょうもない苦しみ〕

不倫は目に見えるから現実的に捉える

公開日 2021年2月18日 最終更新日 2021年3月25日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃の生活の中では、そうそう非常に困る事が起こるわけではありません

 

確かに今の時代はコロナウイルス禍に見舞われているわけですが、それはそれで
困っているわけです

 

しかし、コロナウイルスについてはもう全世界共通レベルの困難で自分だけ困る
という事ではありません

 

夫の不倫は人生で一番苦しい事ではない

 

その中で不倫というのは、

 

‘人生で一番苦しい事‘

 

位に捉えているのです

 

  • 『こんなに苦しい事は今までなかった、こんなに苦しいなんて』
  • 『もう何と比べても一番苦しい、どうすればいいのかわからない』
  • 『私の人生で一番かも、他に苦しい事があってもこれほどではなかった』

 

 

というような感覚です

 

そこには大きなショックがあるからこそです

 

しかし、よく考えてみればその苦しみは

 

`命を取られる事`

 

ではありません

 

 

夫の不倫は怒りがぶつける先がちゃんとある

 

 

いや、仮に夫の不倫で苦しくて死ぬような事があれば死んでも死にきれない

 

それ位、理不尽な事なのです

 

世の中の苦しみというものには、コロナウイルスのようなものは怒りをぶつける
先がない事もあります

 

しかし、夫の不倫のようなものはしっかりぶつけるべき先があるものもあります

 

その範疇のものは、そこにぶつけるアクションをしなければ気持ちは晴れないの
です

といいますか、今後の人生が全く先に進まないのです

 

要は人生で一番苦しいというのは、死を覚悟しなければいけないような事です

 

しかし、夫の不倫ごときで死ぬような事はないのです

 

もしそう思ったとしても、それは大きな大きな勘違いのレベルです

 

不倫実態がわかれば苦しみなんて感じている場合ではない

 

 

夫とブス女が自分を舐めまくっている様子がわかれば、苦しみなんて感じている
場合ではなくなります

 

  • 『絶対に許さない、私はこんなにもバカにされていたんだ』
  • 『私は舐められていたんだ、本当に悔しい』
  • 『死にたいなんて思っていた私がバカだった』
  • 『こんなしょうもない事に苦しめられていたんだ』

 

 

というように、自分の心の奥底に閉じ込めていた怒りや憎しみが前面に出てきます

 

一番自分らしい自分になる事が全て

 

 

その時には、その感情を消化させる本能が自分を突き動かすのです

 

その状態になれば、夫の不倫はコロナウイルスのように恐れるものではなく

 

『絶対にぶっ潰す、私のエネルギーを全てぶつける』

 

という対象に変わっているのです

 

そこから人生で一番苦しい事だった自分から

 

『人生で一番自分らしい自分になった』

 

という事に気付くのです

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。