夫の不倫に弁護士の関心は〔夫婦がどうなるか〕ではなく〔慰謝料の金額〕

弁護士の目的はお金

公開日 2018年3月4日 最終更新日 2021年5月8日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の中には弁護士
を通して
ブス女に慰謝料請求をした後に相談者に来る方も少なくありません

 

良かれと思って司法を使った後にカウンセリングに来るのはなぜか

 

 

そもそも、相談者が良かれと思って司法を使った後にカウンセリングに来るのはなぜか

 

  • 『弁護士から内容証明を送ってもらいましたが、相手も弁護士を立ててそこから膠着
    状態です』
  • 『一旦慰謝料を払ってもらいましたが、その後まだ水面下で続いていたのがわかって
    どうしていいかわからなくなってきました』
  • 『弁護士を通し交渉していますが、夫が取り下げろと言ってどうすればいいのか困って
    います』

 

というような言葉が出てきます

 

そういう相談者には、そもそも司法制度の説明をするところから始まるのです

 

そもそも裁判所、弁護士、慰謝料請求、有責配偶者、被告、内容証明などの法律用語は
普段の
生活には殆ど使用しないわけです

 


その中で、夫の不倫が突然出てきてどうすればいいのかわからないまま

 

  • 『離婚になったら困るから弁護士に聞いてみよう』
  • 『とにかく不倫をやめてもらうために弁護士から言ってもらおう』
  • 『相手の女の人に慰謝料請求をしたいから弁護士に頼もう』

 

という直感的な思いで弁護士に接触する方は少なくないはずです

 

弁護士を過去の事でお金を払わせる交渉をする専門家で夫婦には関心がない

 

 

そして、弁護士から

 

  • 『相手の女性に内容証明を送って、それで反応が無ければ裁判も考えるべきです』
  • 『この手の事案であれば相手の女性から〇〇万位の慰謝料が取れます』
  • 『ご主人とは離婚しないのですね、そうですか』

 

と、相談者が夫とブス女を別れさせる事を頭に描いている所に、とにかくお金や離婚の
事を
話し始めます

 

それは、そもそもの弁護士の役割というか本能が出ているのです

 

弁護士は起こった事に対して苦痛を受けた人や会社に、相応のお金を払わせる交渉を
する
専門家です

 

つまり、

 

‘過去の事をお金にする‘

 

のが仕事です

 

言い換えると、

 

‘夫婦がどうなるのか‘

 

という事には関心がないのです

 

弁護士に委任すると著しく制約を受ける状況が待っている

 

 

  • 『私たちは夫婦がどうなるかは何とも言えません』
  • 『最初から言っておきますがご主人と相手女性が別れさせるのは私はできませんから』

 

というのも当然と言えば当然です

 

しかし、それで依頼者に逃げられたら仕事にならないのですから、

 

『女には取りあえず慰謝料請求をして様子を見ましょう』

 

と言って、委任を促します

 

そこに相談者の不倫の処置に対する入り方が、非常に制約を受ける第一歩になっている
のです

 

司法は過去に起こった苦痛をお金にする制度でしかない

 

 

司法は

 

‘過去に起こった苦痛をお金にする制度‘

 

です


しかし、多くの相談者はそれも大事ですが、その後の夫婦や生き方をどうするかの方が
余程
大きな事です

 

そこを作っていない、考えていないまま司法に踏み込んでしまうと違和感を感じるわけ
です


カウンセリングでは、夫婦や自分の人生をどうするかをシミレーションしながら慰謝料
請求
をその手段としてすべき事をお話しするのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。