探偵や弁護士に不倫をやめさせる方法を聞く勘違いに気付く

探偵は証拠を撮るだけ

公開日 2019年4月26日 最終更新日 2021年1月26日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の心理が夫に
向いているのはある意味仕方がない事です
その中でその不倫についてどうにかしようとすると、探偵と弁護士という専門家に
話を行く方は少なくありません

それはなぜかと言えば、

‘証拠を掴んで不倫をやめさせる‘
‘証拠を撮れば離婚訴訟を起こされても裁判の時に勝てる‘
‘証拠を元に内容証明を送ればビビって別れる‘

というような意識です

その心理状態で探偵と弁護士に接触しますとどうなるのか
探偵は

『お守り代わりに証拠は撮っておいた方がいいですよ』
『証拠は最低3回は撮った方がいい』
『証拠を撮れば弁護士をしょうかいするから、慰謝料請求はした方がいい』

という説明をします
そして、とにかく1ヵ月お任せコースで100万円のようなプランで契約を勧めます
それを聞いて相談者も

『とにかく証拠は撮ろう、言われる通りにしておこう』

というように、高額な契約で探偵に1ヶ月はおとなしくしておくように言われます
そして、探偵が録れるまでじっと待っているような状況に

『ちょっと待てよ、私このままでいいのかしら』
『証拠が撮れたとして、その後私はどうすればいいの』

と、漠然と考えて契約した後の自分に不安になるのです
そして、ネットサーフィンの中で読んでいた私のブログにたどり着いて連絡する
相談者は少なくないのです
その中で、

『とにかく二人に別れてほしいです』

という気持ちだけで、探偵の証拠を欲しがっている状況を吐露します
確かに不倫の証拠は欲しいのは誰でも同じです
しかし、そこで仮に証拠を撮って弁護士を使って慰謝料請求の内容証明を送った
としても、このバカ二人が別れるかなんて誰もわからない事です

探偵はあくまでも証拠を撮る専門家で、弁護士はお金を取る専門家でしかないのです
それを、間違った解釈で

‘不倫をやめさせる‘

と考えている事をやめてもらうのです

そもそも探偵は相談者の夫婦をどうにかする専門家ではないのです
録れた証拠をどうするかなんてはっきり言って関係ないのです
だから流れ作業で単純に慰謝料請求しかないという発想で、弁護士を紹介するのです

探偵は弁護士が夫婦の事を考えてくれるという体で次に渡すだけです
しかし、弁護士も夫婦の事を考える専門家でもなんでもない
単純に相談者の苦痛をお金に換えているだけです

そこに夫婦の事をどうにかするなんて、考える発想はないのです

談者が夫の不倫で右往左往してし、単純に探偵と弁護士という発想ではいけない

まずは自分がしなければいけない事は、夫婦をどうにかするのは自分の考え一つ
そこに、手段として探偵や弁護士を使うかどうかだけです

その夫婦をどうにかする事をカウンセリングでアドバイスし、本当に探偵や弁護士を
使うかどうかを考えるのです
すると、探偵も弁護士も使わないで自分の夫婦を自分でどうするかを決めて行動する
方が数多く出るのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。