探偵調査はPCR検査と同じでクロならどうするかを考えているか

探偵調査の後をどうする

公開日 2020年8月26日 最終更新日 2023年9月16日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者が、どうしても証拠を掴みたいという一心で探偵に依頼
する事は少なくありません

 

その気持ちはよくわかりますし、それを手にする事自体は非常に重要である事
は間違いないのは誰しも同じです

 

そこには

 

『私が不利にならないようにしなければいけない』
『言い逃れされてはいけない』
『撮れば3年間は慰謝料請求できると聞いているから、とにかく欲しい』

 

というような心理です

 

そうなると、まずは聞くだけ聞いてみようと思って探偵に電話して事務所に行く
と、その2時間後はそういうつもりはなかったのに、数十万から数百万の契約を
して出てきているケースが少なくありません

 

もちろん探偵も商売ですから、いろいろな事を言って不安を煽ったり安心させて
契約させます

 

『旦那さんが別居や離婚を言う前に撮っておかなきゃ手遅れになるよ』
『こういう女はガツンと慰謝料請求しないといけない』
『今日契約したらサービスして2日分はオマケする』
『とりあえず撮ってお守り代わりにすれば、3年間は慰謝料請求できるからね』
『慰謝料請求したいなら弁護士も紹介するよ』

 

と、とにかく相談者が手ぶらで帰れば何も進まないままになると思わせるのです

 

それで契約するかしないかは自分次第ですから、何とも言いようgがありません
しかし、私がいつも言うのは探偵で

 

`証拠を撮った後どうするのか`

 

という事です

 

それはコロナウイルスのPCR検査と同じです

 

PCR検査で陽性反応が出れば、どこかの医療施設で隔離などになるはずですが、
その間何もできなくなるわけです

 

それを考えずに受けると、いろいろな事が狂ってきます

 

そしてその期間が終わっても

 

『またかかったらどうしよう』

 

という不安に陥る事も多々あります

 

それでは検査する意味が分からなくなってきます

 

探偵調査も同じで、撮った後どうするのかも考えずに飛びつく人が非常に多い
わけです

 

もちろん、撮ってから考えるという事がダメとは言いません

 

しかし、そもそも探偵調査もPCR検査もそれ自体が目的ではないのです

 

その結果を元に

 

『自分が納得する事を実現する』

 

という事が目的のはずです

 

言い換えると、調査や検査は手段でしかないのです

 

その

‘手段と目的‘

 

という考えを持っておかなければ、調査をやったにもかかわらず何も進まない

 

というのは、その目的がしっかりと持っていないからに他ならないのです

 

そこから、しっかりと自分の中で

 

『この調査で事実を掴んで、夫に過剰に期待していた自分をやめて夫婦の事を
もっと主導権を握ってやる』

 

というような目的を持てば、その証拠が活きるのです

 

もっと言えば、探偵に不用意に依頼するのではなくまずは目的を明確にする事
を先にやるのです

 

 

それを木村泰之のカウンセリングでは日々、数多くの相談者と目的をはっきり
する作業を続けるているのです

 

そして、必要であれば私の方で探偵を紹介して納得いく調査を入れるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。