公開日 2020年9月16日 最終更新日 2022年1月26日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
多くの相談者にアドバイスを送っているわけですが、その中で信念を持ってお話しする
事があります
相談者は夫がおかしな事をしているにもかかわらず、そのおかしい状況には強くモノ
が言えない
もしくは言ったとしても跳ね返されています
- 『お前が何を言っても離婚する、もう決めている』
- 『俺の人生には、お前と一緒になった事はもう過去の事』
- 『俺とお前はとっくに終わっている、お前もわかっているだろう』
という言葉に、どうしても今後の事はお先真っ暗という心境になります
夫婦の主導権を握る
そういう相談者に向けて、私がお話しするのは
‘夫婦の主導権を握る‘
という事です
ただ、私が言う夫婦というのは修復とか仲良くするというイメージとは違います
ではどういう夫婦なのか
それは
‘自分で決める夫婦‘
という事です
何かあっても夫が決めてくれると心の緩みや平和ボケ
要は夫と合議制で決めていた今までの夫婦では、うまくはいかないのです
話し合って、わかりあっていたはずという夫婦で不倫をされていたのです
つまり裏切られていた、舐められていたという現実があるのです
どこかでは
- 『夫は私の事をわかってくれているし、私も夫をわかっている』
- 『夫の言う事を聞いていれば大丈夫、私はついていくだけ』
- 『何かあっても夫が決めてくれる、私は安泰』
と、心の緩みや平和ボケがあったのです
そうでなければ、夫はこんなバカな事をするわけがないのです
言い換えると、人生で一番大事にする対象でなくなっているという事です
その夫と夫婦を解消するというのであれば、離婚すればいいのです
ほとんどの人は離婚を選ばない
しかしそうでない方が殆どで、私の相談者の95%は離婚を選びません
という事はこの不倫に対峙して、
『夫婦を続ける、今は離婚しない』
という自分の決めを作ったわけです
その決めを作った元には、
‘夫婦は自分が引っ張る‘
という事を心に誓ったからです
不倫脳夫に舐められたらおしまい
それまでの夫婦の修復だの、仲良くだの言っていた自分がいかに甘かったのかを知ります
とにかく一度アホになっている夫には、妻を見下す事が当たり前になっている
それを払しょくするには、不倫夫に舐められたらおしまいと思って
‘やられたらやり返す、倍返し‘
という、半沢直樹のセリフのような自分で臨まなければいけないのです
その先には
『夫婦を夫になんて任せてはいけない、私が引っ張るだけ』
という信念が生まれるのです
その信念を作ってもらうためにも、
『夫婦の主導権を握る自分が必要ですよ、夫と一緒にではなくあなたが進める
夫婦を作るのですよ』
という事を、相談者に言い続けるのです
理不尽な事をされてそのままにしている自分はいない
そこから、少しずつ自分の思考も変わってきます
- 『私はいつまでも夫の内輪で生きていてはいけない、私が強くなる事が全て』
- 『理不尽な事をされて、そのままにしている自分はいない』
- 『殴られておいて、そのまま被害者の私が放置なんてあり得ない』
と、それまでなかった自分が出てきます
それは、
‘舐める舐められる‘
という表現がピッタリくる事を、心の底から感じているからです
私が相談者とお話ししている中で、都合よく考えている事や現実から目を逸らして
いるような状況を排除する事を常に意識しているのです
人生で人に怒りを覚えるの始めてでもそれが必要
それまでの不倫夫におっかなびっくりで接していた自分から、
- 『私が動かなければ何も変わらない』
- 『私が動かなければ納得がない』
- 『私が動かなければ周りも苦しむ』
という先々の事を考えていくのです
そこから、
『人生で人に怒りを覚えるの始めて、でもそれが必要なんだ』
という、それまで知らなかった自分を肯定するのです
それ位人生では、傷つき傷つける事は避けられないいのです
それも夫婦という関係性で、そういう事が一番発生するのです
それを知ったのが、たまたまこの不倫という捉え方をするのです
そういいう意味でも、夫であろうが他人だろうが
『人間舐められたらおしまい、それを経験しているんだ』
という事を知るのです
プライドの回復が一番大事
私がカウンセリングの中でお伝えるのは、そういう相談者の
‘プライドの回復‘
が一番大事という事です
それを軸に考えると、夫婦を不倫脳夫主導で進んでいたら
‘背筋が凍る思い‘
になるのです
何のために結婚したのかとか、もっと言えば何のために生まれてきたのかという位に
自分を考えるのです
夫婦は、自分が大人になってからの関係でしかないのです
私は独身の時はダメなものはダメという性格だった
しかし、多くの相談者はそれまでの人生をすっかり忘れて夫の言動が基準になって
しまっているのです
夫が右と言えば右で、左と言えば左のような自分がいたのです
しかし、そこから結婚前の自分を思い出してもらうのです
- 『私は独身の時は、ダメなものはダメという性格だった』
- 『結婚する前に、不倫だけは絶対にしないでと言っていた』
- 『今の夫を見て、私の感情が出なければおかしい』
という位に、自分が独身の時の感覚を磨き直すのです
カウンセリングは、あくまでもそのきっかけを作ってもらう場です
日頃私がお会いする相談者は、本当に皆さん実直に生きてきた事がよくわかります
その分、
- 『夫に尽くそう、いい妻でいよう』
- 『夫婦になったら、私が夫を立てる立場』
- 『私は夫の後をついていく』
と、優先順位を下げている自分がいます
気が付けば夫のお伺いを立てるような構図
もちろん、妻が先頭に立つという意識を持っている夫婦は多くないわけですから、
自分が夫のフォローに回るのは不思議ではありません
しかし、気づくとそのフォローを通り越して
- 『夫に聞かなければわからない』
- 『夫がノーと言えばノー』
- 『考えが違っても、夫に合わせる方が得策』
というように、気が付けば夫のお伺いを立てるような構図になっていたのです
もちろん、夫婦に問題がなければそれでもかまわないのです
しかし、今は夫がアホになっているどころか舐めているのです
そこに気付かずにいつの間にかブス女と夫と妻という
‘2対1‘
という構図が出来上がっていたのです
親に育ててもらってきたプライドを取り戻す
そこに、一番必要な事は夫のアホな愛情を取り戻す事ではなく
『私が親に育ててもらってきたプライドを取り戻す』
という事に尽きるのです
自分一人では麻痺してわかっていたなかったその現実を、カウンセリングの中でしっかり
捉えてもらうのです
夫婦であっても、いや夫婦だからこそちょっと緩めば舐めて舐められるという事を知れば
『私が絶対に気を緩めてはいけない、死ぬまでそれを忘れてはいけない』
という処世術を身に付けるのです
You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。
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